2011年03月18日

カタストロフ後のフィクション

最近は暗く悲観的な話題ばかりが耳と目に飛び込んできて、すっかり日本\(^o^)/オワタなムードが立ち込めていますが、
それでも生きている人間は死ぬまで生きなければいかんわけなのであります。

経済活動は続けるべきでしょうし、娯楽産業だって必要なわけで。
でもこれからの時代、フィクションの作り方と捉え方は変わってくるのではないでしょうか。

どういうことかっちゅうと、ここまで日常の価値観とか生活感をひっくり返された人が、サザエさんとかちびまる子ちゃんを見て素直に共感するのかと、ふと疑問に思ったわけです。

ああいった「終わりなき日常」が延々と繰り返されるタイプの作品を見ていても、「でもこいつらの世界は急に巨大地震とかメルトダウンとか起こらんのやろな」と思ったら、途端に「しょせん作り事」としか感じられなくなって、作品世界にのめり込めなくなるんではないでしょうか。
いまだったらむしろ北斗の拳とかアキラのほうがしっくりくるのかもしれません。

となるとギャグものとかほのぼのものは無理なのか? どんなに笑える作品でも最後は「そしてある日突然天変地異が起こって全滅しました」というラストに戦慄しなければリアリティを出せないのか?

しかしながら、原作の漫画版サザエさんは、戦後一年も経たない昭和21年に始まったもの。あの焼け野原で夢も希望もわからん頃にギャグ漫画が始まったわけです。たぶん不可能ではない。
posted by 幽谷マサシ at 21:50| 声明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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